2025.12.23

パワーポイントの読み上げ音声はプロに依頼すべき?ナレーターを使うメリットを解説

パワーポイントの読み上げ音声はプロに依頼すべき?ナレーターを使うメリットを解説

ナレーション付きのパワーポイント資料は、資料の意図や補足説明を音声で伝えられるため、内容の理解度を高めやすいという特長があります。近年は、オンラインでの資料共有や研修が増えたことから、説明の手間を減らしつつ、伝わりやすさを保てる手段として活用する企業が増えています。

一方で、「パワーポイントの資料にナレーションを入れたいけど、どうすれば良いかわからない」「自分の声で録音しても品質は問題ないのだろうか」などとお悩みの方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、パワーポイントにナレーションを追加する具体的な方法や、それぞれのメリット・デメリット、プロのナレーターに依頼するメリットをナレーター事務所が解説します。ぜひ最後までお読みいただき、効果的なプレゼンテーション資料の作成の参考にしてください。

目次

パワーポイントでナレーションを追加する3つの方法

パワーポイントにナレーションを追加する方法は、主に3つあります。それぞれにメリットとデメリットがあるため、目的や予算に応じて最適な方法を選びましょう。

  • 自分の声で録音する
  • テキスト読み上げ機能・ソフトで合成音声を作成する
  • プロのナレーターが作成した音声ファイルを追加する

自分の声で録音する

最も手軽な方法は、PCに内蔵されたマイクなどを使い、パワーポイントの録音機能で自分の声を録音する方法です。特別な機材や費用がかからず、思い立ったらすぐに制作を始められる点がメリットです。コストを抑えたい場合や、社内向けの簡単な説明資料などに向いています。

一方で、聞き取りやすい音声に仕上げるのが難しいというデメリットもあります。マイクの性能や収録環境によってはノイズが入りやすく、声がこもって聞こえることも少なくありません。また、話し方やスピードを一定に保つには慣れが必要で、録り直しや編集に想定以上の時間がかかってしまうケースもあります。

テキスト読み上げ機能・ソフトで合成音声を作成する

テキスト読み上げ機能や音声合成ソフトを使い、ナレーションを作成する方法もあります。原稿を入力するだけで音声を生成できるため、録音の手間がかからず、比較的低コストで制作できる点が特長です。

ただし、AIによる合成音声は抑揚や感情表現が限定的になりやすく、聞く人によっては機械的な印象を与えてしまうことがあります。簡単な説明資料や社内向けコンテンツには活用できますが、共感や信頼感を重視したプレゼンテーションには不向きな場合もあります。

プロのナレーターが作成した音声ファイルを追加する

ナレーター事務所などに依頼し、プロのナレーターが収録した音声ファイルをパワーポイントに追加する方法もあります。費用はかかりますが、音声の品質や完成度は他の方法と比べて大きく優れています。

プロのナレーターは、明瞭な発音や聞き取りやすいスピード、適切な間の取り方など、情報を正確に伝えるための技術を備えています。そのため、聞き手は内容に集中しやすく、資料全体の説得力や信頼性も高まります。

企業の信頼性が問われる資料や、顧客に行動を促したいプレゼンテーションなど、品質や成果を重視する場面ではとくに有効な方法です。

パワーポイントのナレーションを録音する際の5つのポイント

パワーポイントのナレーションを録音する際の5つのポイント

ここでは、ナレーションを録音・制作する際に意識しておきたい5つのポイントを解説します。

  1. 高品質なマイクでクリアな音声録音をする
  2. 静かな収録環境でノイズを防ぐ
  3. 聞き取りやすいナレーション原稿を準備する
  4. 不要な部分をトリミングして編集する
  5. 全体の音量とバランスを調整する

1. 高品質なマイクでクリアな音声録音をする

ナレーションの品質を左右する要素の一つが、使用するマイクです。PCに内蔵されているマイクは手軽に使える反面、周囲の雑音を拾いやすく、声がこもって聞こえやすい傾向があります。その結果、資料全体の印象を下げてしまうことも少なくありません。

ナレーション収録に適した専用マイクを使用することで、音声の明瞭さは大きく改善されます。プロのナレーターに依頼する場合は、用途に応じた専用機材と適切な収録環境が整えられているため、安定した高品質の音声が実現します。

聞き手がストレスなく内容に集中できる音質を確保することは、プレゼンテーションの伝わりやすさを高めるうえで重要なポイントです。

2. 静かな収録環境でノイズを防ぐ

ナレーションを録音・制作する際は、できるだけ静かな収録環境を確保することが重要です。エアコンの作動音やPCのファンの音、屋外を走る車の音などは、収録中にマイクが拾ってしまうと聞き手にとって不快なノイズになりやすく、後から完全に取り除くのも難しくなります。

そのため、収録前にはエアコンや換気扇を停止し、窓を閉めるなど、周囲の音をできる限り抑える工夫が必要です。また、着信音や通知音が入り込まないよう、スマートフォンをマナーモードに設定しておくことも忘れないようにしましょう。

3. 聞き取りやすいナレーション原稿を準備する

スライドに書かれている文章をそのまま読み上げてしまうと、情報が重なって聞こえ、内容が頭に入りにくくなることがあります。

そのため、ナレーション原稿は「耳で聞いて理解しやすいか」を意識して作成することが重要です。書き言葉ではなく話し言葉を使い、自然なリズムで読める表現に整えましょう。また、専門用語や難しい表現が含まれる場合は、簡単な補足を加えたり、よりわかりやすい言葉に言い換えたりすることで、聞き手の理解度を高められます。

4. 不要な部分をトリミングして編集する

ナレーション音声には、話し始める前後の無音部分や言い間違い、咳払いなど、意図しない音が含まれてしまうことがあります。こうした不要な部分が残ったままだと、聞き手にとってノイズになり、プレゼンテーションのテンポや印象を損なう原因になります。

そのため、ナレーション音声は最終的に不要な箇所を取り除き、聞きやすい状態に整えることが重要です。少し編集するだけでも、音声全体が引き締まり、資料の完成度は大きく向上します。

なお、ナレーションを自分で録音する場合は、パワーポイントに搭載されている「オーディオのトリミング」機能を使うことで、音声の開始点や終了点を調整し、不要な部分を簡単にカットできます。

5. 全体の音量とバランスを調整する

ナレーション音声を複数のスライドに分けて使用する場合、スライドごとに音量のばらつきが出ないように調整することが重要です。音量が大きくなったり小さくなったりすると、聞き手はその都度ボリュームを調整しなければならず、視聴のストレスにつながってしまいます。

完成後はすべてのスライドを通して再生し、音量が均一に聞こえるかを必ず確認しましょう。あわせて、スピーカーとイヤホンの両方で再生してチェックすることで、視聴環境の違いによる聞こえ方の差にも配慮できます。

パワーポイントのナレーションをプロのナレーターに依頼する3つのメリット

パワーポイントのナレーションをプロのナレーターに依頼する3つのメリット

ここまでで触れてきたとおり、ナレーションをプロのナレーターに依頼すると、音声の完成度を大きく高められます。そのメリットは、大きく分けて次の3つです。

  1. プロの技術で聞き取りやすく、説得力のある音声にできる
  2. ナレーション制作にかかる社内リソースを削減できる
  3. ブランドイメージに合う声を選べて、多言語にも対応できる

1. プロの技術で聞き取りやすく、説得力のある音声にできる

自社でナレーションを制作する場合、機材や収録環境、話し方のスキルによって、ノイズが入ったり、発音や抑揚が不安定になったりすることは少なくありません。

一方、プロのナレーターは、発声や滑舌、話すスピード、間の取り方まで計算された表現技術を持っています。そのため、内容が複雑な資料であっても聞き取りやすく、情報が自然と頭に入る音声に仕上がります。結果として、プレゼンテーション全体の説得力が高まり、伝えたいメッセージがより印象に残りやすくなります。

2. ナレーション制作にかかる社内リソースを削減できる

ナレーション制作をプロに依頼することで、社内のリソースを大幅に削減できる点も大きな魅力です。自社でナレーションを制作する場合、原稿の調整から収録、編集、音声データの確認・修正まで、想像以上に多くの工程が発生します。

これらの作業をすべて外部に任せることで、担当者はナレーション制作に時間を取られることなく、本来注力すべき企画や資料作成、業務推進に集中できます。

3. ブランドイメージに合う声を選べて、多言語にも対応できる

多くのナレーター事務所には、声質や表現力の異なるプロのナレーターが在籍しているため、プレゼンテーションの目的やターゲット、伝えたいブランドイメージに合わせて最適な声を選定できます。

たとえば、用途ごとに以下のような使い分けが可能です。

  • 信頼感が求められる場面:落ち着きがあり、安心感を与える声
  • 親しみやすさを演出したい場合:明るく元気で印象に残りやすい声
  • 真面目で知的なイメージを伝えたい場合:穏やかで説得力のある声

このように、声のトーンを使い分けることで、同じ内容でも聞き手に与える印象を大きくコントロールできます。

また、英語や中国語をはじめとする多言語ナレーションに対応している事務所も多く、海外の顧客や投資家など、グローバルなターゲットに向けても違和感のない音声でメッセージを届けられます。

ナレーション収録・ナレーター派遣のご依頼はボイスマートへ

パワーポイントのナレーターをプロに依頼すべきシーン

作成したパワーポイントを、次のような用途で活用する場合は、プロのナレーターを起用することで、資料の伝わりやすさや完成度を大きく高められます。

  • eラーニング・研修教材
  • 商品紹介・サービス紹介動画
  • 営業資料・プレゼンテーション
  • 展示会・イベント上映動画
  • IR・株主総会報告用動画
  • 採用動画・会社紹介動画
  • 操作マニュアル・手順書動画
  • 自治体・行政向け説明資料

eラーニング・研修教材

eラーニングや研修教材では、受講者が内容を正確に理解し、最後まで集中して視聴できるかどうかが重要です。プロのナレーターによる聞き取りやすい解説は、音声によるストレスを減らし、学習への集中を維持しやすくします。

スライドの視覚情報に加えて、明瞭で安定したナレーションが加わることで、情報を複数の感覚からインプットでき、理解度や知識の定着率向上も期待できます。とくに、専門的な内容や手順が多い教材では、発音や話すスピードが整ったプロのナレーションが学習効果を高めます。

商品紹介・サービス紹介動画

商品・サービスを紹介する動画も、プロのナレーターに依頼する効果が高いシーンです。

プロによる説得力と信頼感のある声は、視聴者の注意を引きつけ、商品やサービスの魅力・特長をわかりやすく伝える役割を果たします。
とくに、医療機器やSaaS製品、家電製品など、機能や特長を正確に理解してもらう必要がある商材では、ナレーションの質が視聴者の印象を大きく左右します。

また、投資信託や保険商品といった専門性の高い商材の場合、落ち着きと信頼感のあるナレーションが内容理解を助けるとともに、視聴者に安心感を与えます。その結果、商品への納得感や購買意欲を高めることにつながります。

営業資料・プレゼンテーション

商談や提案の場で活用する営業資料・プレゼンテーションでは、「誰が説明しても同じ内容が正しく伝わるか」が重要になります。ナレーション付きの資料を用意しておくことで、担当者ごとの説明のばらつきを抑え、資料の意図や重要なポイントを安定して伝えられます。とくに、聞き取りやすさや説得力が求められる営業シーンでは、音声の質そのものが資料の信頼感に直結します。

また、商談後に資料を動画として共有すれば、顧客は自分のタイミングで内容を振り返ることができ、社内共有や検討も進めやすくなります。プロのナレーターによる安定したトーンの音声であれば、説明者が変わっても印象がぶれにくく、資料の内容を正確に伝えられます。その結果、理解不足による認識のズレを防ぎ、商談の質や成約率の向上、営業活動の効率化にもつながります。

展示会・イベント上映動画

多くの来場者で賑わう展示会やイベントで上映する動画では、限られた時間の中でいかに注意を引きつけられるかが重要になります。ナレーション付きの動画を活用することで、周囲が騒がしい環境でも製品や企業のメッセージを伝えやすくなります。

とくにプロのナレーターの声は、雑音が多い会場でも聞き取りやすく、来場者の足を止めるきっかけを作りやすい点が大きなメリットです。音声の質が高いことで、ブース全体の印象や企業の信頼感を高める効果も期待できます。

また、短時間で製品の特長や強みを簡潔に伝えられるため、来場者の記憶に残りやすく、その後の商談や問い合わせにつなげやすくなります。

IR・株主総会用動画

IR活動や株主総会で使用する動画では、情報の正確さに加えて、企業としての信頼感をどう伝えるかが重要になります。プロのナレーターによる落ち着きのある安定した声で業績や今後の戦略を伝えることで、投資家や株主に安心感を与え、企業姿勢をより明確に印象づけられます。

また、明瞭で聞き取りやすいナレーションによって、複雑になりがちな財務データや事業戦略も理解しやすくなります。情報を正しく、かつ誤解なく伝える必要があるIRシーンだからこそ、音声の質が資料全体の信頼性を左右します。

採用動画・会社紹介動画

採用動画や会社紹介動画は、企業の第一印象を左右する重要なコンテンツです。ナレーションの声質やトーンによって、同じ内容であっても受け取られ方は大きく変わります。ブランドイメージに合った声でメッセージを伝えることで、企業の世界観や価値観をより自然に印象づけられます。

また、聞き取りやすく安定したナレーションは、企業に対する信頼感や安心感を高める効果もあります。その結果、求職者の共感や応募意欲の向上につながるだけでなく、取引先や関係者からの理解促進や問い合わせのきっかけとしても機能します。

操作マニュアル・手順書動画

製品の操作マニュアルや作業手順を解説する動画も、プロのナレーターに依頼すべきシーンの一つです。プロのナレーションを用いることで、複雑な操作方法や手順をわかりやすく伝えられ、利用者の理解をスムーズに促せます。

とくに、医療機器の操作説明や製造装置の手順動画、ソフトウェアの操作動画など、正確性が求められる場面でその効果を発揮します。わかりやすいマニュアルは、ユーザーの満足度向上や問い合わせ件数の削減にもつながり、カスタマーサポートの負担軽減も期待できるでしょう。

自治体・行政向け説明資料

自治体や行政が発信する説明資料では、情報を正確かつわかりやすく住民に伝えることが求められます。

各種申請手続きや制度の利用方法、防災・避難行動の案内などは、内容を誤解なく理解してもらう必要があります。こうした資料に、落ち着きと信頼感のあるプロのナレーションを加えることで、年齢やITリテラシーを問わず、多くの住民に情報を届けやすくなります。文字情報だけでは理解しにくい手続きの流れや注意点も、音声による補足で直感的に把握してもらえます。

また、ナレーション付きの資料は、高齢者や視覚に不安のある方への配慮にもつながり、誰にとってもアクセスしやすい情報提供を実現できます。

パワーポイントのナレーターをプロに依頼する場合の費用相場

プロのナレーターにパワーポイント用のナレーション制作を依頼する場合、費用は収録方法やナレーターの経験・実績によって幅があります。主に「宅録」と「スタジオ収録」の2つの方法があり、それぞれ料金体系や相場が異なります。

一般的な費用目安は、以下のとおりです。

収録方法料金体系料金目安
宅録原稿の文字数に応じて設定されることが多い400字あたり5,000円~20,000円程度
スタジオ収録ナレーターの拘束時間に応じて設定されることが多い半日(2~4時間)で40,000円~80,000円程度
※スタジオ使用料(1時間あたり10,000円~25,000円程度)が別途必要

そのほか、主に以下の要素も料金を左右します。

  • 原稿の文字数・収録時間:ナレーション量が増えるほど費用も上がる
  • 納期:短納期の場合、特急料金が発生することがある
  • 音声の利用範囲:媒体や期間によって二次利用料が発生する場合がある

見積もりを依頼する際は、「どの用途で」「どのくらいの期間・範囲で使用するのか」を事前に整理しておくことで、想定外の追加費用を防ぎやすくなります。

失敗しないナレーター事務所の選び方

ナレーター事務所の依頼先を選ぶ際には、以下の4つのポイントを確認しましょう。

  • 希望のイメージに合うナレーターが在籍しているか
  • 宅録・スタジオ収録どちらにも対応しているか
  • 料金体系が明確で、二次利用料が発生しないか
  • 翻訳・ネイティブチェックも対応可能か

希望のイメージに合うナレーターが在籍しているか

ナレーター事務所を選ぶうえで重要なのが、プレゼンテーションの目的やブランドイメージに合ったナレーターが在籍しているかどうかです。ナレーションの印象は、資料全体の伝わり方や信頼感に直結します。

たとえば、信頼性や安心感を重視したい資料では落ち着いた声質が適しており、親しみやすさや柔らかさを伝えたい場合は明るく自然な声が効果的です。内容と声のトーンが合っていないと、違和感を与えてしまうこともあります。

そのため、Webサイト上で複数のサンプルボイスを確認できる事務所を選ぶのがおすすめです。性別や年齢だけでなく、「落ち着き」「誠実」「やさしい」「力強い」など、声の雰囲気からも比較できる事務所であれば、完成後のイメージ違いを防ぎやすくなります。

宅録・スタジオ収録どちらにも対応しているか

ナレーター事務所を選ぶ際は、宅録とスタジオ収録のどちらにも対応しているかを確認しておくことが重要です。予算や納期、求める音声品質に応じて収録方法を柔軟に選べる事務所であれば、無理のない形で最適な依頼ができます。

スタジオ収録は、防音設備や高品質な機材が整っているため、音質の安定した高クオリティなナレーションを収録できるのが特長です。一方、宅録はスタジオ使用料がかからず、比較的低コストかつ短納期で対応してもらえる点がメリットです。

案件ごとに最適な収録方法は異なるため、どちらか一方に限定されていない事務所を選んでおくことで、将来的な用途の変化にも柔軟に対応できます。

料金体系が明確で、二次利用料が発生しないか

ナレーター事務所を選ぶ際は、料金体系が明確かどうかに加えて、二次利用料の有無を事前に確認しておきましょう。ナレーション制作では、当初想定していなかった用途で音声を使用する際に、追加費用として「二次利用料」が発生するケースがあります。

たとえば、パワーポイント資料用に制作した音声を、後からWebサイトやSNS、展示会動画などに転用する場合、利用範囲の変更として追加料金を求められることも少なくありません。

そのため、複数の媒体で長期間利用する可能性がある場合は、「買い切り(バイアウト)」契約に対応している事務所を選ぶと安心です。買い切りであれば、使用媒体や期間を気にせず音声データを活用できるため、結果的にコスト管理がしやすくなります。

翻訳・ネイティブチェックも対応可能か

海外向けのプレゼンテーションを作成する場合は、翻訳やネイティブチェックまで対応できるナレーター事務所を選ぶことが重要です。翻訳・チェック・ナレーション収録をそれぞれ別の業者に依頼すると、やり取りの手間が増えるだけでなく、表現のトーンやニュアンスにズレが生じることも少なくありません。

翻訳からネイティブスピーカーによる表現チェック、ナレーション収録までを一貫して任せられる事務所であれば、制作工程をスムーズに進められ、全体の品質も安定します。とくに、ビジネス用途の資料では、直訳では伝わりにくい言い回しや文化的な違いへの配慮が欠かせません。

海外の顧客や投資家に正確かつ自然な形でメッセージを届けるためにも、多言語対応の体制が整っているかどうかは、事務所選びの重要な判断基準になります。

ナレーション制作をナレーター事務所に依頼する際の流れ

依頼する事務所の候補が決まったら、実際に制作を進める際の流れも確認しておきましょう。一般的な制作フローは、主に以下の6つのステップで構成されます。

  1. 目的・ターゲットの明確化
  2. 原稿・資料の準備
  3. ナレーター事務所への問い合わせ・見積もり
  4. ナレーター選定・収録
  5. 音声データの確認・修正
  6. 納品・パワーポイントへの挿入

1. 目的・ターゲットの明確化

ナレーション制作をナレーター事務所に依頼する際は、まず「何のための資料なのか」「どのような場面で使用するのか」を明確にしておくことが重要です。

たとえば、製品やサービスの魅力を伝えて理解や関心を高めたい資料なのか、操作方法やルールを正確に伝える説明資料なのかによって、適した声のトーンや話し方は大きく変わります。

あらかじめ目的や利用シーンを整理しておくことで、ナレーター事務所に完成イメージを正確に伝えやすくなり、ナレーター選定や表現の方向性もスムーズに決まります。結果として、修正の手間を減らし、制作全体を円滑に進めることにつながります。

2. 原稿・資料の準備

2. 原稿・資料の準備

次に、ナレーターが読み上げる原稿と、ナレーションを入れるパワーポイント資料などを準備します。基本的に、スライド資料そのものは依頼側で作成し、それをもとにナレーション制作が進められます。

原稿については、パワーポイントのスライドに記載されたテキストをそのまま使うのではなく、音声として聞いたときに自然に伝わる表現にすることが重要です。必要に応じて補足説明を加えたり、話し言葉に調整したりすると、より聞き取りやすいナレーションになります。

また、専門用語や固有名詞、数字、アルファベットの読み方など、誤読の可能性がある箇所には、読み仮名やアクセントの指定を整理しておくと、収録がスムーズに進みます。

なお、原稿の作成や調整は、ナレーター事務所側でサポートしてもらえる場合もあるため、どこまでを任せられるのかは事前に確認しておくと安心です。

3. ナレーター事務所への問い合わせ・見積もり

目的や原稿の準備が整ったら、ナレーター事務所の問い合わせフォームなどから連絡し、見積もりを依頼します。この段階では、用意した原稿やパワーポイント資料を共有しながら、ナレーションの用途や完成イメージ、納期、予算感などを具体的に伝えることが重要です。サンプルボイスなどで希望するナレーター像がある場合は、この時点であわせて伝えておくとスムーズです。

ヒアリング内容をもとに、事務所の担当者から適したナレーター候補や収録方法、料金プランが提案されます。その際、音声の利用範囲や修正対応の回数、支払い条件なども確認しておくことで、制作開始後の認識違いやトラブルを防げます。

4. ナレーター選定・収録

ナレーター候補の中から、サンプルボイスを聴き比べ、資料の内容や完成イメージに合うナレーターを選定します。声質や話し方、雰囲気などを比較しながら判断することで、ナレーションの完成度を高められます。

ナレーターが決定したら、収録日時や収録方法(スタジオ収録または宅録)を確定し、収録を行います。スタジオ収録の場合は、依頼主や担当者が立ち会い、読みのトーンやスピード、間の取り方などについて、その場で細かな調整を行うことも可能です。

一方、宅録の場合でも、事前に共有した原稿や指示内容をもとに収録が進められるため、立ち会いが難しい場合でも品質を保ったナレーション制作ができます。

5. 音声データの確認・修正

収録後は、ナレーター事務所から納品された音声データを確認し、必要に応じて修正を依頼します。一般的に、読み間違いやアクセントの誤りなど、ナレーター側のミスによる修正(リテイク)については、無償で対応してもらえるケースが多いです。

一方で、「もう少しゆっくり読んでほしい」「雰囲気を変えたい」といったイメージの違いによる要望や、発注後の原稿変更に伴う再収録については、追加料金が発生する場合がほとんどです。そのため、修正の対応範囲や回数、追加費用の条件については、見積もりや契約の段階で必ず確認しておきましょう。

6. 納品・パワーポイントへの挿入

最終的な音声データが納品されたら、パワーポイントへ挿入して再生設定を行います。音声ファイルは、WAVやMP3などの形式で納品されるのが一般的です。

納品された音声を各スライドに挿入し、アニメーションや画面切り替えのタイミングに合わせて再生されるよう設定しましょう。全体を通して再生確認を行い、スライドとナレーションにズレがなければ完成です。

パワーポイントのナレーター探しならボイスマートがおすすめ!

「ボイスマート」がおすすめ

ここまでの内容を踏まえ、パワーポイントのナレーター探しでお悩みの方におすすめしたいのが「ボイスマート」です。ボイスマートには、主に以下の4つの強みがあります。

  • 経験豊富なナレーターが多数在籍
  • ネイティブの翻訳・ナレーションにも対応
  • 充実のサンプルボイスとわかりやすい料金体系
  • 映像制作とナレーションをワンストップで依頼可能

経験豊富なナレーターが多数在籍

ボイスマートには、企業向け案件を中心に豊富な実績を持つナレーターが、日本人・外国人をあわせて160名以上在籍しています。企業VP、商品・サービス紹介、展示会動画、研修教材など、さまざまな用途に対応可能です。

声質や雰囲気も、男性・女性・子役・外国語ナレーターなど幅広く揃っているため、パワーポイント資料の内容やターゲットに合わせて、最適なナレーターを選定できます。

用途に合った声を選べる点は、ナレーション付き資料の完成度を高める大きなポイントです。

ネイティブの翻訳・ナレーションにも対応

ボイスマートは、多言語のネイティブナレーションや翻訳にもワンストップで対応しています。海外向けのプレゼンテーションやグローバル展開を想定した資料でも、言語ごとのニュアンスを踏まえた自然な音声制作が可能です。

たとえば、アメリカ英語やイギリス英語、中国語(北京語/広東語)、韓国語、フランス語、スペイン語、インドネシア語など、幅広い言語のネイティブナレーターを手配できます。ターゲットとする国や地域に合わせて、適切な言語・声質を選定できる点は大きな強みです。

また、ナレーション収録だけでなく、原稿の翻訳やネイティブチェックまで一貫して依頼できるため、複数の業者とやり取りする必要がありません。表現のズレや品質のばらつきを防ぎながら、効率的に多言語ナレーションを制作できます。

充実のサンプルボイスとわかりやすい料金体系

豊富なサンプルボイスを事前に確認できる点と、明確でわかりやすい料金体系も、ボイスマートの大きな特長です。公式サイトでは、性別や言語だけでなく、「明るく・元気」「落ち着いた雰囲気」「貫禄・穏やか」といった声のイメージからサンプルボイスを探せるため、完成イメージに近いナレーターをスムーズに見つけられます。

また、料金体系はWebサイトやCM、イベントなど媒体を問わず利用できる「買い切り」が基本となっており、使用期間の制限や二次利用料が発生しません。宅録は文字数、スタジオ収録は時間単位と、料金設定もシンプルでわかりやすく、予算や用途に応じて無理なくプランを選択できます。

映像制作とナレーションをワンストップで依頼可能

ボイスマートでは、ナレーションの手配にとどまらず、映像制作までをワンストップで対応。スライド動画に入れるテロップや、簡単なアニメーションを含む映像編集もまとめて任せることが可能です。

パワーポイント資料を動画化したい場合や、プレゼン資料をそのまま映像コンテンツとして活用したい場合でも、複数の制作会社に依頼する必要はありません。
制作全体を一貫して任せられるため、進行管理の手間を抑えながら、ナレーションと映像のトーンが揃った品質の高いコンテンツを制作できます。

まとめ

パワーポイントにナレーションを加えることで、説明の手間を減らしつつ、誰が見ても同じ内容が伝わる資料を作成できます。資料を動画としてWebに掲載したり、社内外で共有したりと活用の幅も広がり、営業・研修・情報発信の効率化にもつながります。さらにプロのナレーターを起用することで、聞き取りやすさや説得力が向上し、資料そのものの完成度を高めることができます。

一方で、「どこに依頼すれば安心なのか」「品質や費用面で失敗したくない」と悩む方も少なくありません。そのような場合は、ナレーション制作をトータルで任せられるナレーター事務所を選ぶことが重要です。

ボイスマートでは、用途やターゲットに合わせたナレーター選定から、多言語対応、映像編集を含めたナレーション制作までを一貫してサポートしています。初めてナレーション制作を依頼する方でも、安心して進められる体制が整っています。

パワーポイントのナレーション依頼をご検討中の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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