2025.11.07
オンラインイベント司会進行のコツと注意点|台本作成に使える例文もプロが紹介!
オンラインイベントを成功させるためには、スムーズな司会進行が欠かせません。そこで今回は、MC・司会に特化したキャスティング総合事務所の視点から、オンラインイベントならではの司会進行のコツ・注意点を紹介します。
台本作成に使える例文や、もし自分で司会を務めるのが難しい場合の選択肢も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
オンラインイベントの司会に求められる役割
オンラインイベントの司会は、単なる進行役ではありません。スムーズな進行も含め、次のような役割が求められます。
- イベント全体を通した雰囲気づくり
- セミナーの進行・タイムマネジメント
- 参加者への案内・コミュニケーション
- Q&Aの誘導・ファシリテーション
- トラブル発生時の対応
それぞれどのような役目を担うのか、詳しく見ていきましょう。
イベント全体を通した雰囲気づくり
オンラインイベントは対面形式とは異なり、視聴者が受け身になりやすい傾向があります。
そのため司会者には、画面越しであっても視聴者の集中度や満足度を高めるための「雰囲気づくり」が求められます。
たとえば、イベント中の適切なタイミングで参加者へ呼びかけを行い、視聴者に「自分もイベントに参加している」という感覚を意識してもらうことが重要です。
また雰囲気づくりの際には、イベントの目的やテーマに合ったトーンを選ぶことも欠かせません。
顧客向けイベントであれば親しみやすさを演出するのが効果的ですが、BtoB向けのセミナーでは信頼感や専門性を感じさせる進行が求められます。
セミナーの進行・タイムマネジメント
オンラインイベントでは、視聴者が自宅やオフィスなど自由な環境から参加しているため、対面イベントに比べて離脱しやすいという特徴があります。
とくに、予定より時間が延びてしまうと視聴者が離脱するリスクが高まるため、各プログラムの開始・終了時刻を常に把握しながら進行することが重要です。
また、状況に応じて休憩時間や質疑応答の長さを調整し、全体の流れを最適化することも司会者の大切な役割です。
適切なタイムマネジメントを行うことで、イベント全体の満足度や視聴者の集中度向上にもつながります。
参加者への案内・コミュニケーション
オンラインイベントでは、司会者から視聴者へ、配信ツールの操作方法を案内する必要もあります。
とくにチャット機能の使い方や、資料のダウンロード方法などは、はじめてオンラインイベントに参加する人でもわかるように案内するのが望ましいでしょう。
また、イベント冒頭では「画面は見えているか」「音声が聞こえているか」など、オンラインイベントならではのコミュニケーションを取る必要もあります。もし画面が見えないといった声が寄せられたら、適切に案内をしなければならないため、配信ツールの基本的な操作方法も理解しておくのが望ましいです。
Q&Aの誘導・ファシリテーション
オンラインイベントでも質疑応答コーナーが設けられることは多いですが、やはり視聴者が受け身になりやすいため、イベントを盛り上げるためにも司会者が適切に質問を誘導する必要があります。もし何も質問が出なければ、視聴者の代わりに司会者自らが質問して、呼び水となるのもおすすめです。
また、不明瞭な質問が寄せられた場合は、整理・要約してからイベント登壇者へ投げかけるなど、ファシリテーターとしての役割も担います。
ファシリテーター
中立的な立場から議論を促し、理解・合意形成を支援する役割。
トラブル発生時の対応
オンラインイベントでは、回線不良や音声トラブルなど、技術的な問題が発生することがあります。
その際には、復旧までの時間をつなぎつつ、状況をわかりやすく説明して視聴者を不安にさせないことも、司会者の大切な役割です。落ち着いて場をコントロールすることで、イベント全体の進行をスムーズに保てます。
【オンラインイベントの種類別】進行スタイルと台本例文
それではオンラインイベントの種類別に、進行スタイルと、台本テンプレートを見ていきましょう。
ウェビナー(Webセミナー)

ウェビナー(Webセミナー)の司会をする際は、進行役としての役割はもちろん、視聴者の理解を深めるためのサポート役としての役割も求められます。
このような役割をふまえ、台本の例文を見ていきましょう。
| 開会の挨拶 | ただいまより○○セミナー(タイトル)を開催いたします。 本日司会を務めさせていただきます、○○と申します。 セミナー開始に先立ち、音声と画面が正常に表示されているか確認いたします。 問題なく視聴できている方は、チャット機能で「問題なし」とお知らせください。 (チャットを確認) ありがとうございます。それでは、本日のプログラムをご説明いたします。 |
| 参加者への案内 | セミナー開始にあたり、いくつかご案内いたします。 ・皆さまのマイクは、こちらでミュートに設定しております。 ・ご質問の際は、チャット機能をご利用ください。 ・講演後に質疑応答の時間を設けておりますが、講演途中に随時質問をお寄せいただいても構いません。 また、通信環境によっては、音声や映像が途切れる場合がございます。 その際は、再入室またはブラウザの再読み込みをお試しください。 それでも改善しない場合は、チャットでお知らせください。 なお、本セミナー資料の著作権は、○○株式会社に帰属します。 画面のスクリーンショットや録画はご遠慮いただきますようお願いいたします。 |
| 講師紹介 | 本日の講師をご紹介いたします。○○株式会社の、△△様です。 △△様は、☆☆分野で○年以上のご経験をお持ちで、これまでに(実績・著書など)を手がけていらっしゃいます。 皆さま、よろしければリアクションボタンや拍手の絵文字でお迎えください。 |
| 質疑応答 | ただいまより質疑応答の時間に移ります。ご質問のある方は、チャット欄にご入力ください。 すでにいくつかご質問をいただいておりますので、順番にお答えしていきたいと思います。 |
| 閉会の挨拶 | 以上をもちまして、○○セミナー(タイトル)を終了いたします。 アンケート用のURLをチャット欄に送信いたしましたので、ぜひご協力をお願いいたします。 本日はご参加いただき、誠にありがとうございました。 |
| トラブル発生時 | 【技術的なトラブル発生】 申し訳ございません。 現在、音声(または映像)に不具合が発生しております。 こちらで調整いたしますので、しばらくお待ちください。 【調整後】 皆さまの画面では正常に表示されていますでしょうか。 問題がある場合は、チャットで「音声が聞こえない」「画面が見えない」などとお知らせください。 |
カンファレンス・フォーラム・シンポジウム
カンファレンスやフォーラム、シンポジウムでは複数の登壇者が続けて発表することが多く、司会者には各セッションを途切れなくつなぐ進行役としての役割が求められます。
また、イベントの性質上、全体を通して落ち着きのある格式高い雰囲気づくりを意識することも重要です。
開会・閉会挨拶や登壇者紹介、質疑応答の基本構成は、Webセミナーとほぼ同じ形式で問題ありません。
ここでは、セッションとセッションの間をつなぐ際の台本例をご紹介します。
| セッション間のつなぎ | □□様、示唆に富むお話をありがとうございました。 さて、ここで10分間の休憩を挟ませていただきます。 次のセッションは○時○分から開始いたしますので、それまでに画面の前まで戻っていただきますよう、よろしくお願いいたします。 なお、休憩中もチャット欄でのご質問は受け付けておりますので、お気軽にお送りください。 |
関連記事:カンファレンスの司会の進め方を解説!学会のMCが知るべき重要ポイントと進行のコツ
商品発表会・PRイベント
商品発表会やPRイベントでは、情報を正確に伝えることと、視聴者を惹きつける演出性の両立が求められます。雰囲気が堅すぎると商品のイメージに影響しますし、演出ばかりに寄ると軽い印象を与えてしまうため、バランスの取れた進行が重要です。
これをふまえ、基本的な台本テンプレートを紹介します。
| 開会の挨拶 | 皆さま、こんにちは。 本日はオンライン新商品発表会にご参加いただき、ありがとうございます。 司会を務めます、△△です。 本日は、○○株式会社の新商品「☆☆」を、初披露させていただきます。 |
| オープニング演出 | 本日発表する新商品「☆☆」は、私たちの生活を大きく変えるかもしれない、そんな画期的な特徴を備えています。 まずは「☆☆」の魅力をまとめた、こちらの映像をご覧ください! |
| 商品デモンストレーション | それでは、実際の使い方をデモンストレーションでご覧いただきましょう。 (デモ実施) ご覧いただいたとおり、とても簡単に○○できることが最大の特徴です。 |
| 閉会の挨拶 | 本日発表いたしました新商品「☆☆」は、○月○日より発売開始です。 事前予約は、ただいまからスタートしておりますので、チャット欄にお送りしたURLからご予約ください。 本日はご視聴いただき、誠にありがとうございました。 |
社内イベント・式典
社内イベントや式典(表彰式・記念パーティなど)では、企業としての一体感を生む雰囲気づくりがとても重要です。対外向けイベントに比べると、司会者には「盛り上げ役」として場を温める役割も期待されます。
ここでは、事業年度のスタートに合わせて開催される「キックオフミーティング」を例に、台本テンプレートをご紹介します。
| 開会の挨拶 | 皆さん、おはようございます。 本日の司会を務めます、△△です。 本日の2025年度キックオフミーティングは、全国の拠点、さらには在宅勤務の社員、全員がオンラインでつながっています。 画面越しではありますが、今年一年の船出を共に盛り上げましょう! |
| 表彰式 | それでは、昨年度の優秀社員表彰を行います。 営業部門最優秀賞は、○○さんです! ○○さん、おめでとうございます。 簡単に受賞の感想をお聞かせいただけますでしょうか。 |
| 社員交流・質疑応答 | つづいて、社員の皆さんからの質問コーナーです。 経営陣への質問、たとえば今後の会社の成長戦略などについて質問がある方は、お気軽にチャット欄にお送りください。 さっそく質問をいただきました。「今期の新規事業について、もう少し詳しく教えてください」とのことです。□□社長、いかがでしょうか。 |
| 閉会の挨拶 | キックオフミーティングも、いよいよ終了の時間です。 オンラインではありますが、全社員のつながりを感じていただけたでしょうか。今年一年、会社全体で同じ目標に向かって進んでいきましょう! |
オンラインイベントを成功させる司会進行のコツ

ここまで紹介した点をふまえると、オンラインイベントを成功させるために司会者が意識すべきコツとしては、次の4点が挙げられます。
- 事前準備とリハーサルを徹底する
- 時間と流れを意識して進行する
- 参加者を惹きつける雰囲気をつくる
- オンラインならではの演出を工夫する
それぞれのコツについて、詳しく見ていきましょう。
事前準備とリハーサルを徹底する
スムーズな進行には、事前準備とリハーサルが不可欠です。
オンラインイベントの場合、司会者自身が画面共有やチャット確認などの操作を行うケースも多く、当日慌てないためにも動作を一通り確認しておきましょう。
また、カメラの映り具合や照明、マイクの音量・音質なども事前にチェックしておくと、視聴者にとって快適な環境を整えられます。
時間と流れを意識して進行する
オンラインの視聴者は集中力が途切れやすく、予定時間を過ぎたり冗長な進行がつづくと離脱につながってしまいます。そのため、各パートの時間配分を意識し、全体の流れが滞らないように進行することが大切です。
視聴者が最後まで参加しやすい環境をつくるためにも、時間管理は司会者にとって重要な役割といえます。
参加者を惹きつける雰囲気をつくる
画面越しでも視聴者が飽きずに参加できるよう、司会者には魅力的な雰囲気づくりが求められます。トーンや話し方に変化をつけたり、適度に視聴者へ問いかけたりと、注意が画面外へ向かない工夫を取り入れましょう。
小さな工夫でも、視聴者の集中度や満足度に大きな影響を与えます。
オンラインならではの演出を工夫する
オンラインイベントならではの機能を活用することで、視聴者の参加感や満足度を高められます。
たとえば、チャット欄の質問を随時紹介したり、反応を促すためにリアクションボタンを活用したりすることで、視聴者のエンゲージメントが高まります。
双方向性を意識することで、オンラインでも臨場感のあるイベント運営が可能になります。
オンラインイベントの司会進行で気をつけたい注意点
オンラインイベントの司会進行を務める際は、オンラインだからこそ気をつけたい注意点が5つ存在します。
- 表情や目線に気を配る
- 話すテンポと“間”を意識する
- スケジュール通りに進まないことを想定しておく
- 会場とオンラインの温度差に注意する
- 通信・音声トラブルに備える
それぞれ詳しく見ていきましょう。
表情や目線に気を配る
オンラインイベントで司会を務める際は、とくに表情や目線に気を配るようにしてください。
たとえば、司会者がモニターや台本ばかり見ていると、視聴者には目線が下を向いているように映り、印象が弱まってしまいます。話す際は、できるだけカメラを見て話すよう心がけましょう。
また、画面越しでは感情が伝わりにくいため、対面よりも少し大きめのリアクションを意識すると、視聴者に親しみやすさが伝わります。
話すテンポと“間”を意識する
オンラインイベントの特性上、視聴者に映像・音声が届くまでにタイムラグが発生することもあります。あまり早口になりすぎるとタイムラグが大きくなり、とくに質疑応答などの場面では視聴者に誤解を生じさせる可能性があるため、少しゆっくりめを心がけるのがおすすめです。
また、司会者が長く話しすぎると視聴者の集中力が途切れるため、配信ツールの説明や事務的な案内は端的にまとめることが重要です。
さらに、オンラインでは“間”が対面より長く感じられます。焦って進めるのではなく、視聴者の理解が追いつくように意識的に間を取るようにしてみてください。
関連記事:セミナーの司会進行に欠かせない台本テンプレートと司会のポイント
スケジュール通りに進まないことを想定しておく
進行を円滑にするには台本やタイムテーブルが不可欠ですが、オンラインイベントでは予定通りにいかない前提を持つことが重要です。
細かく決めすぎると、予期せぬトラブルや質問の増加などに対応しづらくなります。多少のズレは当たり前と考え、柔軟に対応できるよう、事前に調整可能なポイント(質疑応答・休憩など)を把握しておきましょう。
会場とオンラインの温度差に注意する
リアル会場の様子をオンラインへ配信する「ハイブリッドイベント」では、現地会場とオンラインの温度差にとくに注意が必要です。
司会者はリアル会場にいることが多く、会場の雰囲気に流されがちですが、オンライン視聴者が置いてけぼりにならないよう配慮しましょう。
たとえば、「会場では大きな拍手が起きています」と実況を入れることで、オンライン視聴者も雰囲気を感じやすくなります。
通信・音声トラブルに備える
どれだけ入念に準備を重ねても、技術的なトラブルの可能性をゼロにすることはできません。
機材や復旧対応は別の担当者が行う場合でも、司会者はどのようにアナウンスするかを事前に準備しておくことが大切です。
落ち着いた説明と場つなぎができるかどうかで、視聴者の不安感やイベント全体の印象が大きく変わります。
オンラインイベントをプロの司会者に任せるメリット

ここまで紹介したコツや注意点を読むと、「自分だけで司会進行をこなすのは難しそう」と感じた方もいるかもしれません。そのような場合は、プロの司会者を起用するという選択肢も検討してみてください。
オンラインイベントの司会をプロに任せることで得られるメリットとして、次の5点が挙げられます。
- 登壇者・運営担当者が自分の役割に集中できる
- イベントの進行がスムーズになる
- 参加者のエンゲージメントを高められる
- 主催者の信頼性・イメージの向上につながる
- トラブルにも柔軟に対応してもらえる
それぞれのメリットについて、詳しく見ていきましょう。
登壇者・運営担当者が自分の役割に集中できる
企業のオンラインイベントでは、登壇者や運営担当者が司会を兼任するケースもありますが、これは大きな負担になりがちです。
プロの司会者に進行を任せれば、登壇者は講演内容に、運営担当者は演出や配信管理に集中でき、イベント全体のクオリティを高めやすくなります。
イベントの進行がスムーズになる
プロの司会者はタイムマネジメントに長けており、イベントプログラムを時間通りにスムーズに進行できます。
また、複数セッションがあるイベントでも、セッション間のつなぎを自然に行ってくれるため、視聴者にストレスを感じさせません。
参加者のエンゲージメントを高められる
経験豊富な司会者は、オンラインでも視聴者の参加感を高めるテクニックを持っています。
チャット欄からの質問やコメントを拾うタイミング、リアクションを促す声かけなどにより、視聴者の没入感や満足度を高められます。
主催者の信頼性・イメージの向上につながる
プロが司会を務めることで、イベント全体のクオリティが向上し、主催者に対しても「しっかりした企業」という印象を与えられます。
とくに、見込み客向けのWebセミナーや、報道機関向けの商品発表会では、ブランドイメージの向上という観点からも、プロの起用は大きなメリットです。
トラブルにも柔軟に対応してもらえる
オンラインイベントの実績が豊富な司会者を起用すれば、トラブル時も冷静にアナウンスし、復旧までの時間をスムーズにつないでくれます。
万が一のトラブル発生時でも、参加者に不安を与えずに済むことは、プロの司会者を起用する際ならではのメリットです。
プロの司会を起用する費用相場
オンラインイベントにプロの司会を起用する際の費用は、次の要素に左右されます。
- 司会者の知名度
- 司会者の拘束時間
- イベントの内容・テーマ
- リハーサルの有無
一般的には、短時間のオンラインイベントで、実績が浅めの司会者に依頼するケースであれば、リハーサル込みで4万円前後が相場です。
一方、ある程度の経験を持つ中堅クラスの司会者に依頼する場合は、6万円〜を見込んでおくと良いでしょう。
さらに、地元テレビ番組などへの出演経験がある司会者や、キャスター経験者を起用する場合は、10万円以上となることも珍しくありません。
いずれも、一般的に公開されている司会派遣サービスの料金表ともおおむね一致しており、これらの金額帯は妥当な目安といえます。
オンラインイベントの司会者・MCを選ぶ3つのポイント
オンラインイベントの司会者・MCは、次の3つの観点から選ぶのがおすすめです。
- イベントのイメージにマッチする司会者を選ぶ
- オンラインイベントでの司会実績を確認する
- 打ち合わせ・リハーサルへの対応姿勢を確認する
各ポイントについて、詳しく解説します。
1.イベント・セミナーのイメージにマッチする司会者を選ぶ
司会者の雰囲気は、オンラインイベント全体の印象を大きく左右します。
たとえば、ビジネスセミナーや専門性の高いカンファレンスであれば、落ち着いたトーンで進行できる司会者が望ましいでしょう。
一方、商品発表会・PRイベント・社内イベントなどは、場を華やかに盛り上げられる司会者を起用すると、より良い雰囲気づくりが可能です。
イベントの目的やターゲットに合った司会者を選ぶことで、企画の魅力を最大限に引き出せます。
2.オンラインイベントでの司会実績を確認する
オンラインでの司会進行には、対面とは異なるスキルが求められます。
たとえば、カメラレンズを見て話す習慣や、タイムラグを前提にした話し方、視聴者の反応が見えない中での進行など、特有の対応力が必要です。
そのため、よりイベントのクオリティを高めたい場合は、オンラインイベントでの実績が豊富な司会者を起用することが大切です。
3.打ち合わせ・リハーサルへの対応姿勢を確認する
本番のクオリティを高めるためには、事前の打ち合わせやリハーサルが欠かせません。
依頼前に「どの程度準備段階から関わってくれるのか」を確認し、主体的にコミュニケーションを取ってくれる司会者を選ぶと安心です。
準備段階で密に連携できれば、当日の進行もスムーズになり、想定外のトラブルにも柔軟に対応できる体制が整います。
オンラインイベントの司会者はボイスマートで依頼!
出典:ボイスマート
オンラインイベントにプロの司会者を起用したい場合は、ぜひMC・司会に特化したキャスティングサービス「ボイスマート」にご相談ください。
ボイスマートは次のような特徴を兼ね備えており、これまでも多くのオンラインイベントをサポートしてまいりました。
- オンラインイベントの実績が豊富な司会者が多数在籍
- サンプルボイスが充実していて司会者の印象をつかみやすい
- 料金がわかりやすくコスパが良い
ボイスマートの特徴について、詳しく紹介します。
オンラインイベントの実績が豊富な司会者が多数在籍
ボイスマートにはオンラインイベントの実績が豊富なプロの司会者が、数多く在籍しています。
また、Webセミナーや株主総会、自社カンファレンス、新商品発表会など、各テーマごとに実績が豊富な司会者を探すことも可能です。
実力のある司会者を効率的に探したい方こそ、ぜひボイスマートへご相談ください。
サンプルボイスが充実していて司会者の印象をつかみやすい
ボイスマートは各司会者ごとに紹介ページを設けており、サンプルボイスをWeb上で確認できます。
声のイメージを確認してから依頼できるため、イベントイメージにマッチする司会者を手配しやすいこともポイントです。
料金がわかりやすくコスパが良い
ボイスマートで司会者を起用する際にかかる費用は、キャスト・キャリアによって変動するものの、おおむね次のとおりです。
| サービス内容 | 3h(拘束時間)の料金 | 1日(拘束時間)の料金 |
|---|---|---|
| 日本人のMC | 50,000円~ | 70,000円~ |
| バイリンガルMC・英語司会・中国語司会 | 60,000円~ | 80,000円~ |
わかりづらいオプション費用などはなく、ご依頼前に必ず料金を明示いたしますので、安心してご相談ください。オンラインイベントの内容などをご連絡いただければ、詳細な金額をお見積りいたします。
オンラインイベントの司会依頼・バイリンガルMCの派遣サービスはこちら
まとめ
司会者をプロに任せることで、登壇者や運営担当者は自分の役割に集中でき、オンラインイベント全体のクオリティも大きく向上します。
とくに、オンラインイベントを通じて信頼感を高めたい場合や、主催者としてのブランドイメージを向上させたい場合には、プロ司会者の起用が非常に効果的です。
ボイスマートでは、イベントテーマに合った経験豊富な司会者をご紹介しています。
企画段階からのご相談も可能ですので、オンラインイベントの成功を目指す際は、ぜひお気軽にお問い合わせください。






