バイリンガルMCの費用相場はいくら?料金を左右する要素と追加費用まで解説

バイリンガルMCの費用相場はいくら?料金を左右する要素と追加費用まで解説

海外ゲストを招くイベントをスムーズに進行するために、「バイリンガルMC」を起用したいという問い合わせが増えています。たとえば国際会議や国際展示会・海外企業向け発表会、株主総会、外国人ゲストを招いた式典など、その例はさまざまです。

それと同時に、「バイリンガルMCを依頼したいけれど、費用相場がわからない」という声も寄せられるようになりました。

そこで本記事では、MC・司会者派遣を手がけるボイスマートが、バイリンガルMCの費用相場と料金を左右する要素、見落としやすい追加費用までを解説します。起用を検討している企業のご担当者は、参考にしていただければ幸いです。

バイリンガルMCの費用相場

バイリンガルMCのキャスティング費用は、半日で6万円〜、1日で8万円〜が目安です。英語・中国語・韓国語といった言語による料金差はほとんどなく、価格はMC個人の実績や知名度によって変わります。

ボイスマートの場合、日本語のみで進行するMCの料金は半日5万円〜・1日7万円〜が目安のため、言語対応そのものによる上乗せは1万円程度にとどまります。二言語で進行できる付加価値を、わずかな追加で確保できる水準といえます。

一方で、テレビ出演経験や豊富な登壇実績を持つMCを起用する場合は、目安を上回ることもあります。実際の金額は候補者によって異なるため、正確な費用は見積もり段階で確定します。

バイリンガルMCの費用を左右する要素

バイリンガルMCの費用を左右する要素

先ほどの費用相場は、あくまで一般的な目安です。実際の総額は依頼条件によって上下するため、どの要素が費用を動かすのかを把握しておくと、見積もりを正しく読み解き、予算を組みやすくなります。

バイリンガルMCの費用を左右する主な要素は次のとおりです。

  • 拘束時間
  • MCの知名度・キャリア
  • 対応分野の専門性
  • 台本・進行表の作成有無
  • 打ち合わせ・リハーサル回数
  • 依頼ルート

各要素がどのように費用へ影響するのか、詳しく見ていきましょう。

拘束時間

拘束時間が長くなるほど、キャスティング費用は高くなります。料金は半日と終日で区分されているのが一般的で、区分を超える分は追加料金として加算されます。

ここでいう拘束時間は、イベント本番だけを指すものではありません。当日の事前打ち合わせやリハーサル、本番前の会場入りや待機の時間も含めて計算されます。そのため、本番が短時間でも準備を含めて半日拘束になれば、半日料金が基準になります。

依頼時は本番の長さだけでなく、当日の総拘束時間で見積もっておきましょう。

MCの知名度・キャリア

費用の幅を最も大きく左右するのが、MCの知名度とキャリアです。放送局のアナウンサー経験を持つMCや、大規模な国際イベント・式典での司会実績が豊富なMCは、進行の安定感やブランド面での価値が高く評価され、費用は目安を上回る傾向にあります。

実際に、司会派遣各社でも料金は拘束時間に加えてMCの知名度・経験によって変わると案内されています。

知名度の高いMCは、来場者や取引先への訴求力という点でもイベントの格を高めます。ただし知名度の高さと、自社イベントに必要な進行水準が一致するとは限らないため、費用は求める格や安定感とのバランスで判断することが重要です。

対応分野の専門性

イベントが扱うテーマの専門性も、費用を左右する要素です。IRや医療、技術系のカンファレンスなど、専門用語や業界特有の文脈が飛び交うイベントでは、その分野を理解したうえで進行できるMCが求められます。

こうした分野に対応できるMCは母数が限られるため、専門性の高さがそのまま希少性となり、費用に反映されます。とくに二言語での進行では、専門用語を両言語で正確に扱える必要があり、対応できる人材はさらに絞られます。専門性と希少性が高まるほど、費用も目安より上振れしやすくなります。

台本・進行表の作成有無

台本や進行表を誰が用意するかによっても、費用は変わります。多くの場合、台本・進行表は依頼側で用意しますが、MC側や外部に作成から依頼する場合は、その分の費用が加算されます。

とくに海外ゲストが出席するイベントでは、日本語の台本を外国語へ翻訳するだけでなく、文化的な背景をふまえた調整が必要になり、日本語のみの台本より工数がかかります。作成範囲が広がるほど費用も上がるため、台本を自前で用意できるかどうかは、総額を左右するポイントになります。

関連記事:【台本テンプレート付き】イベント司会の台本作成方法とポイントを解説

打ち合わせ・リハーサル回数

打ち合わせやリハーサルにかかる費用は、それが当日の拘束時間に含まれるかどうかで変わります。当日の拘束時間内で対応できる範囲であれば、追加費用は発生しないのが一般的です。実際に、事前の打ち合わせを1回まで基本料金内とし、追加分を1回あたり数千円程度で受ける司会派遣会社もあります。

一方、イベントと別日に打ち合わせやリハーサルの時間をまとめて設ける場合は、その分の稼働に対して費用が加算されることがあります。回数を重ねるほど費用は増えますが、進行が複雑なイベントや失敗が許されない場面では、事前のすり合わせがイベントの完成度を左右します。費用と当日の完成度のバランスを見て、必要な回数を判断することが大切です。

依頼ルート

バイリンガルMCの依頼ルートには、MC本人への直接依頼、マネジメント事務所の経由、キャスティングサービスの利用という3つがあり、どのルートを通すかで費用は変わります。費用差の主な要因は、仲介手数料が上乗せされるかどうかです。

直接依頼は仲介手数料がかからないため、表面的な費用は抑えやすいルートです。ただし、実力のあるバイリンガルMCを自力で見つける手間や、契約・当日の調整・トラブル対応を依頼側で負う必要があり、その分の見えないコストが生じます。

マネジメント事務所やキャスティングサービスを経由する場合は、手数料が費用に含まれる一方、候補者の実績確認や契約・進行のサポートを任せられます。とくにキャスティングサービスは、複数の在籍MCから言語やスキル条件に合う候補者を比較して選べるため、費用と品質のバランスを取りやすいルートです。

各ルートの手配手順や特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。
関連記事:バイリンガルMC・司会の依頼方法とは?国際イベントに必須な多言語対応

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バイリンガルMCの見落としやすい追加費用

バイリンガルMCの見落としやすい追加費用

バイリンガルMCを依頼する際は、キャスティング費用(基本料金)のほかに、次のような追加費用が発生することがあります。

  • 交通費・宿泊費
  • 台本・シナリオ作成費
  • キャンセル料

いずれも見積もりの段階で見落としやすい項目です。それぞれどのようなときに発生するのか、詳しく見ていきましょう。

交通費・宿泊費

イベントの開催地がMCの活動拠点から離れている場合、交通費が実費で請求されることがあります。前日入りが必要なケースや、早朝・深夜にまたがるイベントでは、宿泊費がかかることもあります。

交通費・宿泊費の扱いはサービスによって異なります。たとえばボイスマートでは、大阪市内・京都市内・東京近郊は交通費込みで、それ以外の地域は実費、宿泊費と食費は別途としています。地方開催や複数日にわたるイベントでは、交通費・宿泊費が基本料金に含まれるのか別途請求されるのかで総額が変わります。

台本・シナリオ作成費

台本・進行表は依頼側で用意するのが基本で、MC側や外部に作成から依頼する場合は費用が加算されます。とくに国際イベントの台本は、翻訳に加えて文化的背景をふまえたローカライズが必要で、日本語のみの台本より工数がかかります。

費用の目安は分量と専門性によって変わり、台本の外国語化にあたる翻訳・ローカライズは、一般的なビジネス文書で1文字あたり10〜16円程度、専門性の高い内容では20〜30円程度が相場です。見積もりを依頼する前に、台本作成を依頼するかどうかを明確にしておくと、認識の齟齬を防げます。

キャンセル料

依頼を確定したあとにイベントが中止になった場合や、開催日の変更でMCを再手配する場合は、キャンセル料が発生することがあります。料率は実施日が近づくほど高くなるのが一般的です。

キャンセル料の条件は契約時に案内されるのが通常ですが、見積書に記載がない場合もあります。想定外の請求を避けるため、契約前に発生条件を確認しておくと安心です。

バイリンガルMCと「日本語MC+通訳」の費用比較

海外ゲストを招くイベントの司会進行には、大きく2つの方法があります。

  • バイリンガルMC1名で対応する
  • 「日本語MC」と「通訳」の2名体制で対応する

以下は、費用と進行の両面を比較した表です。なお、以下の金額はいずれも目安で、実際の費用はMCや依頼内容によって変わります。

比較項目バイリンガルMC(1名)日本語MC+通訳(2名)
費用の目安
(1日)
8万円~12万〜16万円程度
(日本語MC7万円〜+通訳5万〜9万円程度)
進行1名で2言語を進行、台本も一本化できスムーズ 司会と訳出を分担し、連携の調整が必要
留意点 高度な同時通訳が必要な場面では専門通訳の併用を検討2名分の人件費・交通費で総額が上がりやすい
※バイリンガルMC・日本語MCはボイスマートの料金例、通訳料金は一般的な相場です。

費用面では、日本語MCと通訳の2名体制は人件費と交通費が2名分かかるため、1日あたり12万〜16万円程度と総額が上がりやすくなります。一方、バイリンガルMCは1名で2言語の進行に対応できるため、1日8万円〜が目安です。

同等の品質を前提にすると、2名体制よりも費用を抑えやすく、司会と訳出のタイムラグや連携ミスも起こりにくいのが特徴です。

そのため、海外ゲストを招くイベントでは、まずバイリンガルMCの起用を軸に検討する方法が有力です。求める言語や専門性に対応できるMCが見つからない場合や、高度な同時通訳が必要な場合に、日本語MCと通訳の2名体制を選択肢に加えるとよいでしょう。

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費用に見合うバイリンガルMCの見極め方

費用に見合うバイリンガルMCの見極め方

バイリンガルMCを選ぶうえで費用は重要な判断材料ですが、優先すべきは費用の安さではなく、支払う費用に見合う価値を得られるかどうかです。同じ費用でも、イベントに適したMCを選べるかどうかで成果は変わります。

費用対効果を見極めるうえで確認したいのは、次の5点です。

  1. 言語レベル
  2. 異文化対応・進行スキル
  3. 過去の登壇実績
  4. イベントとの相性
  5. 打ち合わせ・リハーサルへの対応姿勢

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.言語レベル

「バイリンガル」といっても、語学力には幅があります。対象言語を母国語やネイティブレベルで話せるMCもいれば、日常会話程度の対応にとどまるMCもいます。とくに専門用語や業界用語を二か国語で正確に扱えるMCは限られます。

イベント内容に語学力が見合わないと進行に支障が出るため、自社のイベント内容に語学力が見合っているかは、費用対効果を左右する最初の確認ポイントになります。

2.異文化対応・進行スキル

語学力の高さと、異文化に配慮した進行ができることは、必ずしも一致しません。日本語の台本をそのまま外国語へ訳しただけでは、海外ゲストに意図が伝わりにくかったり、不自然に感じられたりすることがあります。

文化的なニュアンスをふまえて言葉を選べるか、異なる背景を持つゲストにその場の空気に合わせて対応できるかは、語学力とは別のスキルです。この対応力があるMCは、通訳を追加しなくても場を成立させられるため、結果的に費用対効果の高い選択につながります。

3.過去の登壇実績

MCの実力を判断するうえで、過去の登壇実績の確認は欠かせません。どのようなイベントで司会を務めてきたかを見れば、そのMCの得意分野や対応できるイベントの規模が見えてきます。国際会議や式典など、自社イベントに近い実績があるMCは、当日の進行イメージも掴みやすくなります。

とくに失敗が許されない重要なイベントでは、経験豊富で臨機応変に対応できるMCが向いています。実績のあるMCは費用が上がる傾向にありますが、進行の安定という成果に直結するため、費用に見合う価値を判断しやすい要素です。

4.イベントとの相性

声質やキャラクターがイベントの内容・雰囲気に合っているかも、確認したいポイントです。

たとえば株主総会やカンファレンスのようなフォーマルなビジネスイベントでは、落ち着いた進行ができるMCが適しています。一方、エンターテインメント性の高いイベントでは、明るく場を盛り上げられるMCが合います。

語学力や実績が十分でも、イベントの雰囲気に合わないMCでは、期待した効果は得られません。相性の見極めは、費用を成果に変えるうえで欠かせない視点です。

5.打ち合わせ・リハーサルへの対応姿勢

打ち合わせやリハーサルにどのような姿勢で臨むかも、MC選びで確認したいポイントです。打ち合わせの回数に制限があるか、リハーサルの別日対応が可能かは、MCによって異なります。

準備にかかる費用に目が向きがちですが、準備への姿勢そのものが当日の完成度を左右します。入念な準備に前向きなMCは、当日の進行トラブルを防ぎ、支払った費用を成果に結びつけてくれます。

まとめ

バイリンガルMCのキャスティング費用は、半日6万円〜・1日8万円〜が目安です。日本語のみのMCと比べると1万円程度の上乗せで、二言語での進行に対応できます。ただし基本料金のほかに、交通費・宿泊費や台本作成費などが発生することもあるため、見積もりの段階で総額を確認しておくと安心です。

また、費用の安さだけでMCを選ぶと、当日の進行に支障が出て、支払った費用が成果に結びつかないおそれがあります。言語レベルや異文化対応スキル、過去の実績、イベントとの相性、打ち合わせへの対応姿勢もあわせて確認し、費用に見合う価値を得られるMCを選ぶことが大切です。

条件に合うバイリンガルMCを効率よく探すなら、複数の在籍MCから比較・提案を受けられるキャスティングサービスの活用が有力な選択肢になります。

バイリンガルMCの依頼ならボイスマートがおすすめ

バイリンガルMCの依頼ならボイスマートがおすすめ

MC・ナレーターの手配に特化したキャスティングサービスのボイスマートは、バイリンガルMCの手配にも対応しています。

とくに、次のような特徴にメリットを感じる方は、ぜひボイスマートへご相談ください。

  • 方言や地域差のある言語も幅広く対応
  • 外国語の台本・シナリオ作成にも対応
  • 最短1営業日で見積もり・司会候補者を提案

それぞれの特徴について、詳しく紹介します。

方言や地域差のある言語も幅広く対応

ボイスマートには、ネイティブスピーカーを含む経験豊富なバイリンガルMCが多数在籍しています。そのため、アメリカ英語・イギリス英語といった英語の地域差や、北京語・広東語といった中国語の地域差など、同じ言語のなかの話し方の違いにも対応できます。

また、対応言語も幅広く、主に英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語に対応しているため、さまざまな国籍のゲストを招くイベントのMCを探している場合も相談できます。

外国語の台本・シナリオ作成にも対応

ボイスマートでは、MCの手配だけでなく、外国語の台本・シナリオ作成にも対応しています。英語・中国語・韓国語などでの進行台本のほか、登壇者紹介の原稿や質疑応答の進行スクリプトも作成できます。

MCの派遣と台本作成をまとめて依頼できるため、台本を一から用意する手間をかけずに、二言語での進行準備を整えられます。

最短1営業日で見積もり・司会候補者を提案

ボイスマートでは、最短1営業日で見積もりと司会候補者を提示しています。イベントの準備期間が限られている場合にも相談できる体制です。

対応言語や声のイメージ、イベントのジャンルといった条件を伝えれば、コンシェルジュが候補者を絞り込んで提案します。条件が固まっていない段階でも、まずはお問い合わせください。

バイリンガルMC選びで、費用やお見積もりが気になる場合は、ボイスマートのバイリンガルMC・多言語司会の派遣サービスへお気軽にお問い合わせください。

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