声優の依頼にかかる料金相場とは？キャスティングの方法やメリットも紹介

企業VP（ビデオパッケージ）や音声ガイドなどのナレーション制作では、ナレーターだけでなく声優に依頼して収録するケースも増えています。

その背景には、プロの声優が持つ高い演技力や声の表現力を活かすことで、動画や音声コンテンツの印象を一段と引き上げられるというメリットがあります。
とはいえ、「声優にどう依頼すればいいのか」「費用はどのくらいかかるのか」といった疑問を感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、声優への依頼方法や料金の相場、キャスティングの流れについてわかりやすく解説します。声優の起用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

声優の依頼・キャスティングサービスはこちら

声優に依頼できること
声優をキャスティングするメリット
声優をキャスティングする方法
声優に依頼したときの料金相場
声優に依頼するときに意識すべきポイント
声優の手配なら「ボイスマート」がおすすめ
まとめ

声優に依頼できること

「声優」と聞くと、まずアニメのキャラクターの声を思い浮かべる方が多いかもしれません。
実際、アニメーション作品やゲーム内のキャラクターボイスは、声優がもっとも得意とする領域のひとつです。

しかし、声優に依頼できるのはキャラクター演技だけではありません。企業VP（ビデオパッケージ）や商品紹介動画のナレーション収録、音声コンテンツや音声広告の制作、さらにイベントや展示会のMC（司会進行）など、幅広い音声業務に対応可能です。

「声」を使った仕事であれば、柔軟に対応できるプロフェッショナルが多いため、ナレーターやアナウンサーとは異なる演技力や、表現の幅を求める案件にも適しています。

ボイスマートのキャラクターボイス・声優の一覧はこちら

声優をキャスティングするメリット

ナレーション収録や音声制作において、一般的なナレーターではなく声優をキャスティングするメリットは、主に次の3つが挙げられます。

演技力や音声表現のスキルが高い
視聴者の注目を集めやすい
声優個人の影響力が強い

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

演技力や音声表現のスキルが高い

声優は、キャラクターの感情や物語の空気感を「声だけで伝える」プロです。アニメやゲーム、CM、音声ドラマなど多様な媒体での経験を通じて、高い演技力と表現力を磨いています。

特に、臨場感のある音声コンテンツや映像作品を制作したい場合は、こうした声優のスキルが効果を発揮します。台本に込められた意図を深く理解し、聞き手に印象を残すナレーションを届けられるのは、声優ならではの強みといえるでしょう。

視聴者の注目を集めやすい

アニメやゲームが好きな人の中には、作品そのものだけでなく「声優本人のファン」になるケースも少なくありません。そのため、人気声優をキャスティングすることで、声優個人のファン層から注目を集めることが可能です。

さらに、出演歴が豊富な声優に依頼すれば、ファン以外の人にも「この声、どこかで聞いたことがある」と感じさせられるため、自然と注意を惹きつけられる可能性も。

特に、音声広告やPR動画のように、最初の数秒でリスナーの関心を引けるかどうかが成果を左右するコンテンツでは、冒頭の印象が非常に重要です。
そうした場面では、印象に残る声を持つ声優を起用することで、訴求力を大きく高められます。

声優個人の影響力が強い

近年では、インフルエンサーとしての側面を持つ声優も数多く活躍しています。たとえば、SNSで多くのフォロワーを持つ声優を起用し、出演情報を本人のアカウントで発信してもらうことで、ファン層以外のユーザーにも広く情報を届けることが可能です。

これは、インフルエンサーマーケティングの手法を、ナレーションや音声制作に取り入れるようなもの。単なるナレーターでは実現しにくい拡散力や話題性を生み出せる点も、声優をキャスティングする大きなメリットといえるでしょう。

ボイスマートの日本人声優の一覧はこちら

声優をキャスティングする方法

声優を起用したいと考えていても、「どこで探すべきか」「どう依頼すればいいのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。

声優をキャスティングする主な方法としては、次の3つが挙げられます。

所属事務所・プロダクションに依頼する
クラウドソーシングで探す
キャスティングサービスを利用する

それぞれの依頼方法の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説していきます。

声優の依頼・キャスティングサービスはこちら

所属事務所・プロダクションに依頼する

多くの声優は、芸能事務所やプロダクションに所属しています。そのため、起用したい声優がすでに決まっている場合や、人気声優に依頼したい場合は、所属事務所へ直接問い合わせるのが基本的な手段となります。

事務所側の判断によっては、テレビアニメやCMなどで活躍するような有名声優をキャスティングできる可能性も。ただし、所属プロダクションを通じた契約では、費用が高めになる傾向があります。

また、事務所の方針によっては、新規の依頼を受け付けていない場合もあるため、事前にスケジュールや条件を確認しておくとよいでしょう。

クラウドソーシングで探す

一部の声優は、クラウドソーシングサービス上で一般からの依頼を受け付けていることもあります。こうしたプラットフォームでは、声優個人と直接やり取りできるため、連絡や調整がスムーズに進みやすいのが特徴です。

また、所属事務所を介さない分、比較的低予算で依頼できるケースも多く、コストを重視したい場合には有力な選択肢となるでしょう。
ただし、クラウドソーシングに登録している声優の多くは駆け出しやフリーランスの方であり、必ずしも演技力や収録の品質が安定しているとは限りません。

また、納品された音声データの著作権や使用条件が不明確なまま進行してしまい、後々トラブルになるケースもあるため、契約内容や利用範囲をしっかり確認しておくことが重要です。

キャスティングサービスを利用する

声優を起用する方法の中でも、声優キャスティングに特化した専門サービスを利用する方法は、特におすすめです。依頼者と声優の間に立ってやり取りや契約をサポートしてくれるため、初めて声優に依頼する場合でも安心して進められるでしょう。

また、人気声優が登録しているサービスであれば、プロダクション経由よりもコストを抑えながら、実力のある声優をキャスティングできる可能性も。
さらに、事前にイメージボイス（サンプル音声）を確認できるサービスであれば、複数の声優の中から用途やイメージにあった声を選びやすくなります。
ただし、キャスティングサービスごとに料金体系や契約条件が異なるため、依頼前に内容をしっかり確認することが重要です。

納品物の権利範囲や、媒体ごとの使用料・追加料金の有無が明確になっているかを確認しておくことで、トラブルのリスクを減らせます。

声優に依頼したときの料金相場

声優に依頼する際の料金は、依頼内容や収録方法、声優の知名度・実績によって大きく変動します。ここでは、代表的なシチュエーション別におおよその相場を紹介します。

依頼内容	相場
キャラクターボイス（アニメ）	1.5万円～／本
キャラクターボイス（ゲーム）	2万円～3万円（15フレーズ程度）
海外コンテンツの日本語版吹替え	1.5万円～4.5万円／30分
企業VP・CMのナレーション（スタジオ収録）	数万円～5万円／1時間 ※スタジオ使用料は別途
企業VP・CMナレーション（宅録）	約1万円／400文字 ※納期によって変動あり
音声広告・音声ガイド・イベント司会	5万円～10万円以上

それぞれの料金がどのように決まるのか、注意すべきポイントとあわせて見ていきましょう。

キャラクターボイス（アニメ）

アニメ作品のキャラクターに声を吹き込む場合、セリフの長さにかかわらず、1作品あたり1.5万円前後が基本的な相場です。この金額は、商業用アニメーションの短編やプロモーション動画などを想定したものになります。

ただし、声優の人気や出演経験、収録の条件（スタジオ収録／宅録）などによって金額は上がる傾向があります。特に、経験豊富なプロの声優や、すでに複数の作品に出演している声優に依頼する場合は、2万〜4.5万円程度を見込んでおくと安心です。

キャラクターボイス（ゲーム）

ゲーム制作におけるキャラクターボイスの依頼料金は、セリフ1〜2行程度の「フレーズ」単位で設定されることが一般的。特に、スマートフォン向けアプリやRPG、ソーシャルゲームなどでの登場頻度が高く、1キャラクターあたり10〜15フレーズを収録するケースが多く見られます。

この場合、2万〜3万円前後が相場とされており、収録文字数や演技の難易度、感情表現の指示内容によって金額が上下することもあります。

また、バトルボイスや掛け声などの短いセリフを大量に録る場合は、単価が安くなる傾向がある一方、演技力と集中力が求められるため、声優選びの重要性が増します。

海外コンテンツの日本語版吹替え

海外の映画やアニメ、ドキュメンタリーなどのコンテンツを日本語に吹き替える場合、料金は収録する音声の「尺（収録時間）」に応じて設定されるのが一般的です。

特に、テレビ番組や配信コンテンツのように30分単位で制作されるケースでは「30分あたりの単価」で費用が決まることが多く、新人〜中堅クラスの声優であれば1.5万円前後／30分、ベテラン声優の場合は4.5万円以上／30分が相場となります。

吹替えでは、映像にあわせたタイミング・間の取り方・セリフのニュアンス調整など、ナレーションやゲーム音声とは異なるスキルが求められるため、演技経験が豊富な声優が好まれる傾向があります。

外国語のキャラクターボイス・声優の依頼はこちらから

企業VP・CMのナレーション

企業VP（ビデオパッケージ）やテレビ・Web CMなどで使用するナレーション音声の収録費用は、収録方法や時間によって大きく変動します。

スタジオ収録を行う場合は、拘束時間1時間あたりで費用が設定されることが一般的。相場としては、数万円〜5万円程度／1時間が目安で、クリアな音質が求められる広告音声や放送用ナレーションなどに適しています。
この場合、声優の出演料とは別にスタジオ賃料が発生するため、予算計画を立てる際はその点も考慮しましょう。

一方、Web広告や展示会映像など、比較的コンパクトな用途で使われる企業VPのナレーションであれば、声優が自宅で収録する「宅録」を活用することをおすすめします。

宅録での依頼は、400文字あたり1万円前後が相場とされており、スタジオ費用がかからない分、全体のコストを抑えやすいのが特徴です。
宅録に対応している声優も多く、自宅にマイク・防音環境・編集ソフトなどを整備している方もいるため、事前に宅録の可否や納品形式を確認しておくと安心です。

ボイスマートの企業VPが得意なナレーターの一覧

音声広告

Spotifyやradiko、YouTubeなどのプラットフォームに配信される音声広告の収録を、プロの声優に依頼することも可能です。ブランドの印象を左右する広告音声だからこそ、台本の意図を正確に伝えるナレーションスキルが求められます。

費用の目安は、企業VPやCMナレーションと同様に、収録方法によって異なります。
スタジオ収録の場合は拘束時間1時間あたり数万円〜5万円、宅録なら日本語400文字あたり1万円前後が相場でしょう。

なお、実績のある声優であれば、宅録でもノイズの少ない高音質な音声データを納品してもらえるため、コストを抑えつつ品質を保ちたい場合におすすめです。
また、納期に余裕を持たせれば、相場よりも安価に依頼できるケースもあり、スケジュール調整次第で費用対効果を高められます。

関連記事：音声広告の効果を高めるナレーター選びのコツとは？依頼方法もご紹介

音声ガイド・アナウンス

美術館や博物館、観光施設などで使用される音声ガイドやアナウンスでも、プロの声優を起用できます。落ち着いたトーンや聞き取りやすい発音が求められるため、ナレーション技術に長けた声優を選ぶことが重要になります。

収録方法はこれまでと同様にスタジオ収録と宅録の2通りがあり、相場はスタジオ収録であれば拘束1時間あたり数万円〜5万円、宅録の場合は日本語400文字あたり1万円前後が一般的です。

なお、音声ガイドや館内アナウンスは長尺の音声になりやすいため、スタジオ費用のかからない宅録を活用することで、全体のコストを抑えやすくなります。
自宅で録音設備を整えた声優に依頼すれば、費用と品質のバランスが取れた音声広告の制作が可能になるでしょう。

イベントの司会進行

展示会やセミナー、企業イベントなどの司会進行を、声優に依頼することも可能です。特にキャスティングサービスを通じて依頼すれば、出演者のスケジュール調整や契約まわりを含めたサポートも受けられるため、イベント運営に不慣れな場合でも安心です。

このようなオフラインイベントでの出演依頼は、以下の4つの要素によって費用が大きく変動します。

拘束時間（半日／終日など）
イベントの規模・内容（企業内／公開イベントなど）
司会を担当する声優の知名度
リハーサルの有無や回数

あまり知名度のない声優であれば、リハーサル込みでも5万円未満で収まるケースもありますが、テレビ・アニメなどに出演歴のある声優を起用する場合は、10万円以上の予算を想定しておくと安心です。

オフライン出演は収録業務と異なり、移動時間や衣装、スケジュール拘束などの調整が発生するため、早めに相談することをおすすめします。

関連記事：イベントの司会者（MC）を依頼するには？手配の方法や費用相場を解説

声優に依頼するときに意識すべきポイント

声優に依頼して収録を行う際、作品の完成度や進行スムーズさを左右するいくつかの重要なポイントがあります。
初めてキャスティングを行う場合は、特に以下の点を意識して準備を進めると安心です。

目的やターゲットに合った声優に依頼する
依頼内容・費用を明確にする
スケジュール調整に配慮する
原稿・台本を用意しておく

それぞれのポイントについて、詳しく見ていきましょう。

ボイスマートの外国語のキャラクターボイス・声優の一覧

目的やターゲットに合った声優に依頼する

最も大切なのは、コンテンツの目的や想定するターゲット層にあった声優を起用することです。

たとえば、学生向けのキャンペーン動画や新社会人向けのチュートリアル動画であれば、明るく親しみやすい声の声優が適していますが、BtoB企業の紹介動画や重厚感を求められる企業VPでは、落ち着いたトーンで信頼感のある声優の方がいいでしょう。

声優の多くは、用途に応じて声の雰囲気を変える技術を持っていますが、それぞれ得意なジャンルや演技のスタイルは異なります。

声優はさまざまな印象の声を使い分けることができますが、それぞれ得意分野があるため、実績やサンプルボイスをチェックしてみてください。

依頼内容・費用を明確にする

収録に関するトラブルを未然に防ぐためには、依頼内容や費用条件を事前に明確にしておくことが重要です。

たとえば、以下のような情報を声優またはキャスティングサービスに具体的に伝えることで、見積もりの精度が上がり、不要な録り直しを防ぐ効果も期待できます。

使用する媒体（動画・音声広告・展示会VPなど）
コンテンツの目的や伝えたい印象
収録する尺や文字数（例：400文字程度）
希望する声のトーン（明るい／落ち着いた／元気など）

こうした条件は、口頭だけでなく書面やメールなど、記録が残る形で提示するようにしましょう。万が一の行き違いや修正依頼が発生した際にも、事前の合意内容をもとにスムーズに対応が進められます。

また、キャスティングサービスを利用する場合は、条件の整理や調整もサービス側がサポートしてくれるため、初めての方でも安心して進めやすくなります。

スケジュール調整に配慮する

声優のスケジュールは非常にタイトであることが多く、特に人気声優を起用する場合は早めの調整が不可欠です。
特にスタジオ収録を予定している場合は、スタジオの空き状況と声優のスケジュールを同時に押さえる必要があるため、事前の準備が重要になります。

スムーズな収録を行うためにも、希望納期や収録日の候補を早い段階で共有し、声優側の都合に配慮したスケジュール設計を心がけましょう。

なお、宅録に対応している声優であれば、自身の空き時間を活用して柔軟に収録してくれるケースも多く、スケジュール調整の負担を大幅に軽減できます。
急ぎの案件や、スタジオを手配しにくい場合などは、宅録を選択することで進行がスムーズになる可能性があります。

原稿・台本を用意しておく

収録をスムーズに進行させるためには、わかりやすく整理された原稿や台本を事前に用意しておくことが大切です。特に、ナレーションの尺や演出意図が明確であれば、声優も収録時の表現をイメージしやすくなります。

スタジオ収録であれば、その場でトーンやアクセント、感情の込め方などについて直接ディレクションできますが、宅録を依頼する場合は、声優自身が台本を読み進めることになるため、演出意図や読み方に関する指定はあらかじめ注釈（ト書き）として記載しておくと安心です。

たとえば、「強調してほしい語」「一呼吸置いてほしい箇所」「語尾の上げ下げ」などを明示することで、意図とずれのないナレーションを収録してもらいやすくなります。

関連記事：ナレーション原稿の書き方とは？コツや注意点を解説！

声優の手配なら「ボイスマート」がおすすめ

ここまでご紹介してきたように、声優を起用する際には、キャスティングの手間やスケジュール調整、音声品質、費用のバランスなど、さまざまな要素を考慮する必要があります。

ナレーターキャスティングサービス「ボイスマート」は、こういった課題をまとめてサポートいたします。

出典：ボイスマート

以下のようなポイントに魅力を感じる方は、ぜひ一度ボイスマートにご相談ください。

経験豊富なプロの声優が多数在籍
充実したサンプルボイスで声優を選びやすい
ディレクションの代行も任せられるので安心　
宅録に対応している声優が多く、費用を抑えやすい
スタジオ収録にも対応しており、高品質を実現
バイリンガル声優も多く、海外向けローカライズにも最適
収録・納品データの買取にも対応

ボイスマートの特徴について、詳しくご紹介します。

声優の依頼・キャスティングはこちら

経験豊富なプロの声優が多数在籍

ボイスマートには、アニメ・ゲーム・CM・企業VPなどの分野で実績を重ねてきたプロ声優が多数在籍しています。声のトーンや演技のニュアンス、ナレーションスタイルもさまざまで、目的や予算に応じた柔軟なキャスティングが可能です。

ご希望のイメージや用途にあわせて、専任のコンシェルジュが最適な声優をご提案いたします。

「このぐらいの予算で考えたい」「明るく親しみやすい声がいい」など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

充実したサンプルボイスで声優を選びやすい

ボイスマートでは、在籍する声優ごとに専用の紹介ページを用意しており、サンプルボイスも掲載しています。ナレーションやキャラクターボイス、CM風など、用途に合わせた音声サンプルを複数聴き比べられるため、イメージにあった声優をスムーズに選べます。

初めて声優を起用する方でも、実際の声・演技のニュアンスを事前に確認できるため、選定の不安が軽減されるのも大きな魅力です。

ディレクションの代行も任せられるので安心

ナレーションや音声コンテンツを制作する際には、声優とのスケジュール調整や、演技・トーンの指示出しなどを行う「ディレクション業務」が欠かせません。

しかし、プロダクションやクラウドソーシング経由で声優を起用した場合、このディレクション作業は依頼者自身が対応しなければならないケースがほとんどです。
音声制作に不慣れな方にとって、収録現場での進行管理や演出指示を担うのは大きな負担になるかもしれません。

そこでボイスマートでは、ご希望に応じてディレクションの代行も承っております。専任スタッフが収録現場に立ち会い、ナレーションの演出・収録進行・確認作業まで一括で対応いたします。

「収録まわりはすべて任せたい」「細かな演出までは自信がない」という方も、安心してご利用いただけます。

宅録に対応している声優が多く、費用を抑えやすい

ボイスマートに在籍している声優の多くが、宅録に対応しています。そのため、スタジオを手配せずにナレーションを収録したい方や、限られた予算で高品質な音声素材を制作したい方にもボイスマートは最適です。

特に、Audiobookや朗読コンテンツ（オーディオドラマ・ラジオドラマなど）を制作する場合は、宅録を活用することで収録時間・コストの両方を大きく抑えられます。

以下は、原稿ボリュームと納期ごとの宅録料金の目安です。

原稿ボリューム	想定尺	24時間納品（1営業日）	3営業日納品	1週間納品
〜100文字程度	約20〜30秒	5,000円〜	3,500円〜	2,700円〜
〜300文字程度	約40秒〜1分	10,000円〜	8,500円〜	7,500円〜
〜1,000文字程度	約2〜4分	22,000円〜	18,700円〜	16,000円〜
〜3,000文字程度	約8〜12分	42,000円〜	37,500円〜	33,000円〜

声優によって料金は変動しますが、ボイスマートは宅録のパイオニアとして、業界最低水準の料金体系で高品質なナレーションをご提供します。

「時間も予算も限られているけど、品質には妥協したくない」という方にこそ、ボイスマートの宅録サービスはおすすめです。

スタジオ収録にも対応しており、高品質を実現

ボイスマートでは、宅録だけでなくスタジオ収録にも対応しています。
アニメやドラマ、映画の吹替え、TVCM、企業VPなど、クオリティの高い音声が求められるプロジェクトにも安心してご利用いただけます。

また、スタジオ収録にかかる費用も相場より抑えた価格設定となっており、品質とコストのバランスを重視される方にもおすすめです。

以下は、スタジオ収録時の費用目安です。

項目	費用の目安
ナレーション費用（声優出演料）	40,000円～50,000円/3時間（半日コース） 70,000円～80,000円/6時間（1日コース）
スタジオレンタル費用	24,000円～45,000円/3時間（半日コース） 48,000円～90,000円/6時間（1日コース）

ナレーション費用は起用する声優によっても変動しますが、ご依頼前には必ず明確な見積もりをご提示しますのでご安心ください。

また、ご希望があれば収録当日の立ち会い（ディレクション対応）も可能です。
「プロ品質の音声を、安心して任せたい」という方に、ボイスマートのスタジオ収録は最適な選択肢です。